フィリピンの賃金と物価への違和感
セブ島へ来て3週間。マッサージを受けたり、ショッピングモール内のフードコートで食事&買物、色々とお金を使いました。
正直、全体的な物価はそれほど安くないなと思いました。安いのは人件費、これに付きます。マッサージが安く、日本円で数百円程度で済んでしまうのが最たる例でしょう。まだ行ったことないけれど、床屋も安いとこは40ペソ(100円)です。
駆け出しの英語の先生たちでさえ、月収1万ペソ未満(2万5千円未満)だったりします。8時間×5日×4週間と考えると、時給150円です。Jolibeeというハンバーガーチェーンで買った写真のフロート系の飲み物は確か50ペソ、130円ぐらいです。日本と変わらんですね。
人件費と比べるとなんと高い飲み物でしょうか…ここのハンバーガーも150円は平気でします。なんでしょうこの差は。もちろんもっと安いハンバーガー屋だと100円弱、でも100円しちゃう。そして品質はそれなりだったり。
もちろんもっと安く済ませることもできますが、衛生面もその分それなりです。日本と同じような衛生環境でそれなりの物を食べると、日本と同等かそれ以上になります。
そして何より高いのが工業製品。フィリピン国内で生産できないものは日本で買ったほうが安いものばっかりです。なんせ製造元は中国なので、フィリピン価格にはなりません。電化製品も結局輸入品なので微塵も安くありません、というかむしろ高いです。
あの人件費水準でこのへんの電化製品なりを買っているのは一体誰なのか、8ペソのジプニーに乗ってでかいスマホを触ってる方の金銭感覚は一体どうなっているのか。
という感じで非常にもやっとします。