フィリピンにおける恋のヒットアンドアウェイ

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先生と結婚や子供の話をすると、必ずといっていいほど旦那や彼氏に逃げられたシングルマザーの話が出てきます。

先生に聞いてみてください。妊娠したら男に逃げられた!という経験を持つ親族や友達が必ずいます。多くは10代の時に妊娠して逃げられてます。もちろん、ちゃんと養育費を出す人もいるようですが稀です。

やることやって子供が出来たら逃げる、まさにヒットアンドアウェイ!

カソリック的に避妊はダメ絶対!産めや増やせや!ということになってますが、別に子供が出来たら男はとっとと次の女を探していてこませなんてことは言っていません。というか婚前交渉がそもそもダメだよ?という現状からもわかるように、フィリピンのカソリック教徒は敬虔でもなんでもなく、よくわからんことの理由付けの役割としての神であり宗教を心に用意している感じがしますね。別にフィリピンに限らんけど。

結婚したからといって最後まで責任を持ってくれるとは限りません。旦那の場合は他に女を作ってとんずらみたいなケースがあります。たとえ子供が4,5人いようと関係なし。うちの父親は母親の他に3人彼女がいたことがあってねー、なんて話を先生から聞くことがあります。いやいや、笑って済ます話じゃないだろうお前さん。浮気は男の嗜みという文化を感じます。

シングルマザーになっても再婚できるでしょ?ということを思いたくなりますが、残念なことにフィリピンでは基本的に離婚出来ません。旦那がいなくなったとしても女性は離婚できないので再婚もできません。女性一人で何とかやっていくしかない場合がほとんどです。という事情もあってか日本よりも女性がしっかりしているというか強い気がします。女性大統領もいましたし、男女同権意識は日本よりも高いのかも。アロヨさんは公金の不正流用で訴えられたり、息子があれだったりで評価は下がってますけれど。

同じくカソリック支配の強いブラジルも経済成長とともに夫婦あたりの子供の数が減ってきています。要するに教会の教えに反して避妊が一般化してきました。近代化と就学率の向上なんかが原因なんでしょうかね。フィリピンもブラジルのようになると思います。コンビニでもコンドームがどーんと売ってるので、すでになり始めているのかもしれません。価格的に貧困層は買わないだろうなとおもうので、女性遊びを嗜む外国人向けに売ってるだけなのかもせれませんけどねー。

 

日本人駐在員が遊ぶだけ遊んで日本に帰って音信不通というケースもあるそうなので、そういうのは日本人として恥ずかしいところです。子種を撒くのは出生率の減少にあえぐ日本でやりましょう。

フィリピンにおける外国人の婚活とDOM

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セブで暮らしていると、外国人男性とフィリピン女性のカップルをよく見ます。

外国人男性は白人が多いですね。しかも老人に片足突っ込んでたり首までつかっている方が。しかし、妻や彼女であるフィリピン人女性は若く、2,30代ぐらいという父と娘ぐらいのカップルです。白人の多くは、アメリカやドイツから終の伴侶を求めて遠征してきているそうです。そして、女性側はそういった男性の財力を頼って結婚、家族総出で男性の背中に飛び乗るわけです。重いでしょうねー。

ある面白い話を先生から聞きました。

先生の友達が道を歩いていると、白人男性に質問されました。

”君は僕と結婚できるかい?”

え?

”僕には時間がない、結婚できる人を探してるんだ。”

彼は70代ぐらいの老人だったそうです。知り合いでもないのにいきなりこれ。いくらなんでもフィリピン人女性を下に見過ぎですよね。

彼らはフィリピンにいきなり乗り込んでくるわけではなく、ネットを使って事前に知り合い、仲を深めてから来るそうです。セブのネカフェでヘッドセットとWebカメラ使ってなんかやってる女性がいたら、相手は地球の裏側の白人男性です。I love u, I miss u, Please send money:)てな具合だそうですよ。

 

そして、そんな白人男性達をこう呼ぶそうです。Dirty Old Man、DOMと。

お互い幸せなら別にいいんじゃねーと個人的には思います。